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キューバの宿泊事情
キューバではBooking.comやExpedia、Airbnbなどでホテルを予約する場合、宿泊施設は限られており、現地で交渉するよりもお高めとなっている。
宿泊費用を抑えたい場合は、現地で交渉するといいだろう。
宿泊先でWi-Fiが使用できるか、できないかで値段も変わってくる。
長期で宿泊し、費用を抑えたい場合は、カサと呼ばれる民家に泊まることをお勧めする。
カサであれば1泊だいたい30ドル(USD)以下となる。
「青いイカリマークが観光客用」となっており、赤いイカリマークは現地のキューバ人用だ。
以下は多くの人がまず行くであろうハバナ市内の宿泊先を紹介している。
基本的には、日本人が滞在しているところが良い。
日本人が良く泊まるハバナ(Habana)のカサとしては、以下がある。
・マリッサの家(Hostal Maritza De la Osa)
・ホアキナの家
他にはホテルと、ビニャーレス渓谷、トリニダ(トリニーダ)のカサを紹介したいと思う。
詳細については、以下に記載していく。
Hostal Maritza De la Osa
マリッサの家となる。
ここは常に日本人が滞在しており、しばらくの間、日本人が途絶えたことはないらしい。
場所はSan Miguel 532となる。
Google Mapだと住所は合っているのだが、場所は1ブロックずれている。
右にもう1ブロック進むとそこがマリッサの家となる。
マリッサのおもてなし力はかなり高く、ビニャーレスや、トリニダ(トリニーダ)に行ったときには、宿の紹介や、タクシーの手配をしてくれた。
英語でも簡単な会話ができ、コミュニケーションを取るには困らない。
嫌な顔せず色々と面倒をみてくれる。
左がマリッサで、右は現在の旦那さんとなる。
朝食、夕食などはサービスとしてないので、自分で自炊するか、食べに行くかのどちらかである。
お土産にパンとか、ピザなどを持ち帰ると大変喜ばれる。
ここの宿は日本人に対して最強に優しいと思うが、唯一欠点がある。
それは部屋が少ないこと。
トイレ、シャワーが付いた個室が2つと、トイレ、シャワーは共用を使用しないといけない部屋が1つある。
私が泊まった部屋は個室だが、トイレ、シャワーは共用で、長期滞在のため約4.5USDだった。
あと、共用のシャワーは温かいお湯は出ず、水しか出ない。
一緒に泊まっていた日本人留学生のSさんは、きっとハバナ最安ですよと言っていた。
色々見たし、周りの情報からも私自身最安値だと考えている。
トイレ、シャワー付きの場合は、長期宿泊で一泊約7USDとなる。
一応、冷房はあるのだが効きが悪かったり、上手く作動しないこともあるため、扇風機で我慢することとなる。
部屋が満杯の場合は、近くの宿を紹介してくれる。
トイレ、シャワーが共用で嫌な場合は…と勧められたのが、中国人夫婦が経営しているカサだった。
距離は遠くないようなので、マリッサの家に住んでいる日本人と仲良くなれば、行き来しながら安心して過ごせると思う。
嫌なら断れば良いし、数日宿泊して様子を見るのも悪くないと思う。
マリッサなので悪いようにはしないはずだ。
タカヤマ(Takayama)からの紹介と言えばたぶん大丈夫だ。
宿泊先が一杯か確認したい場合は、私のX(Twitter)などにコンタクトとして欲しい。
マリッサに直接確認したいと思う。
ホアキナの家
アジア人に有名なカサと言えば、ホアキナの家だろう。
日本だけではなく、韓国でも有名なカサとなっている。
1人1泊10USDであり、部屋は個室ではなく、相部屋となる。
朝食込みでこの値段のため、他のカサと比べて安いと思う。
エアコンがついていない部屋もあり、トイレ、シャワーは共用で2ヶ所ある。
シャワーは水しか出ないらしいが、キューバは暑いので気にならないと思う。
他のカサと違う点として、洗濯のサービスがあることだ。
長期滞在者にとっては、とても助かると思う。
また、相部屋のため多くの旅行者と交流ができ、ハバナ以外の観光地に行きたい場合は、乗合タクシーを使って一緒に観光することがあり、旅先ならではの思い出となる。
あとはキューバに関するノートがあり、日本語でも情報が書き溜められている。
古いものもあるが、タメになる情報も多いため、この宿が人気であるポイントだ。
レビューをするため、ここにも泊ればよかったなと後悔している。
Hotel Ambos Mundos
作家ヘミングウェイが泊まったことでも有名なホテルである。
もちろん、ここに泊まることができる。
資金に余裕があったらぜひ泊まってみて欲しい。
場所はアルムス広場の近くとなっている。
料金はシーズン(乾期:11月~4月)とシーズン外(雨期:5月~10月)で異なる。
ジュニアスイート(ダブル)で、観光シーズンなら136USD、観光シーズン外なら約128USDとなる。
6Fのテラスは、軽食を取れるカフェとなっている。
ハバナ市内を一望できるので、泊まれなくても行ってみることをオススメする。
他の宿泊先と比べると少しお高いが、歴史的に価値ある場所なので泊まってみてはいかがだろうか。
Casa Yurkenia y Lila
ビニャーレス渓谷の宿泊先として、マリッサから紹介されたカサとなる。
ビニャーレスに行く予定がある人は、参考にして欲しい。
場所はビニャーレスの中心地に近く、室内もとても綺麗だ。
オーナーはカサの名前の通り「リラ」だ。
機械音痴なためか、スペイン語ができないと、Google翻訳で一方通行な会話となる。
食事の有無は朝食なら夕飯時に、夕飯なら朝食時に伝えた方がいい。
宿泊初日に伝えたつもりだったが、伝わっておらず2日目の夕食が出なかったためだ。
部屋に関しても空調はエアコンがあり、ベッドも広いし、水回りも綺麗だ。
3つのカサに泊まったが、一番快適だったのはこのカサだったと思う。
何よりもWi-Fiが使用できたことがありがたかった。
1泊20USDで、晩御飯が10USD、朝食が5USDとなっている。
晩御飯は鳥、豚肉、魚のどれがいいとリクエストを聞かれた。
なので、食べたいものをリクエストしよう。
私は伝統的な魚料理が食べたいと伝えた。
魚の味は居酒屋のホッケみたいだった。
あとはフリホレスなどの伝統的な料理が付いてくる。
晩御飯は食べきれないほどの量が出てくるため、小食な方は先に伝えた方がいいかもしれない。
事前に空室か確認したい場合は、私の方で連絡を取るつもりなので、X(旧Twitter)に連絡して欲しい。
Hostal Georgina y Jose Ramon
トリニダ(トリニーダ)の宿泊先として、マリッサから紹介されたカサとなる。
場所はトリニダの観光スポットの中心から、そこまで離れていない。
オーナーの名前はティティンで、娘がヨアンナだ。
Google翻訳様を使用すれば、ヨアンナと会話が可能だ。
寝室には空調機がもちろん付いている。
トイレとシャワーは、一緒の部屋となっている。
リビングや、キッチンまであるので自炊も可能だ。
全てが自分のプライベートな空間である。
1泊15USDで、晩御飯が8USD、朝食が5USDとなっている。
晩御飯は伝統的な料理が出てくる。
写真の料理は、ロパ・ビエハである。
宿泊先が空いているか確認したい場合は、ヨアンナに連絡したいと思うので、X(旧Twitter)に連絡して欲しい。