【2023年キューバ日誌】Day4 part1(もう腕が限界!感動のマレコン通り)

この記事の所要時間: 512

Day4(2023/10/03)

十二分にインターネットを楽しんだ。

多分、YouTubeを見れるのはこれが最後だろう。

そう感覚的に感じた。

前日の外に出たくないと感じた一件については、以下の記事から。

【2023年キューバ日誌】Day3(キューバ怖い!もう外に出たくない)

2023.11.27

そして、チェックアウトの時間。

すぐには終わらない。

なぜだあっ、部屋にある「ドリンク」を飲んだ。

一体幾らになるんだ

「18$」

「頭おかしいのか!さすがに3倍以上はないだろう」とは言えず、飲んだ私が悪いと反省をしていた。

多分正規の値段で買えば5ドル」もしない。

だって、水買う時に売店で見たからな!

料金を確認するまでは、持ち込んだもの以外手をつけないこと。

これが肝心だ。

サービスといったが、ただとは言っていない。

ウェルカムドリンクを貰って油断した。

今後注意しようと決意した。

 

長期滞在するカサへ

そして、ここから別の宿を探しに行く。

10月2日までは事前に予約していたが、ここから先は現地で交渉するつもりでいた。

下手したら泊まれないなんて可能性もある。

この先泊まる宿泊先の候補は3つだ。

マリッサの家、ホアキナの家、シオマラの家だ。

まず「マリッサの家」だ。

ここから小さな冒険が始まる。

 

ジョンレノンの公園と、見つからないタクシー

さて、現在地に珍しいものはあるか。

MAPS.MEというアプリで確認する。

泊まったところの近くに、「ジョン・レノンの公園」がある!

なぜキューバなのか?

あとで調べたら、キューバでビートルズは人気らしい。

他に近くにあるのは、「Cristóbal Colón Cemetery」という場所だが、かなり大きいのでキャリーケースを引きながら見て回るのはキツいと思い、ジョンレノンの墓へ。

後から調べたが、「Cristóbal Colón Cemetery」は歴史的にも重要なお墓となっており、次行く機会があれば是非回ってみたいと思っている。

公園に行くと銅像があった。

それ以外に目ぼしいスポットはなかった。

観光スポットだらか、タクシーはあるかと周囲を探したが見当たらない。

待っているとまた色々と話しかけられるので、宿へ向かう途中でタクシーを見つけようと決断した。

そこから宿への道で「タクシーが見当たらない。」

宿まで約4km。

荷物を持ちながら歩く…これがどれだけ大変なことか、キューバへ旅した人なら分かってくれるはずだ。

キャリーケースを引き下げて、ひたすらマリッサの家を目指す。

ハバナ市街の中心地なら望んでもないのに、タクシーから声が掛かるのに、全く声がかからない。

皆んな誰かを乗せている。

キューバの道は平坦ではない。

歩道は補修されておらず、デコボコとなっている場所が多い。

段差も多くある。

そんな道を歩くのだから、キャリーケースがうまく転がらない場合は、ひたすら「持ち上げて、転がして」を何百と繰り返す。

もう2km以上は歩いて来た。

そこに加えて嵐のような雨がやってきた。

そういえば、「雨季」だった。

風が強く、雨が身体を打ちつける。

「雨が痛い。」

段々と腕も辛くなるし、ずぶ濡れだし、今日まで散々な思いをした。

何でキューバは立て続けに虐めて来るのだろうか。

愚痴を言っても何も変わらないので、「まあ、いいっか」と今に集中し、雨が落ち着くまで、近くの屋根付きの通路に避難する。

写真だと分からないが、所々に穴が空いており、雨宿りできる所は限られていた。

あれだけ強く振った雨は、20分ほどで止んでしまった。

この後も急に雨が降るが、ゲリラ豪雨のように、降っては止みが繰り返される。

立て続けに嫌なことが起きて最悪だと思ったのも束の間、もうマレコン通りまで来てしまった。

…感動だ。

目の前に何度となく映像で見た「マレコン」がある。

自分の足で来たからなのか、最悪な状態からの転換からなのかその感動もひとしおだ。

マレコン通りは、ハバナと旧市街を繋ぐ道。

その奥までカーブ上の道が見える。

キューバに来たんだなと思った。

潮風と、照りつける太陽にキューバを感じていた。

しかし、感動とは裏腹に「もう腕は限界だ。」

痛いを通り越して、腕が痺れて来た。

残りの距離は、「約1.5km…」

この腕の状態で進むのは、正気ではない。

ここで待つわけにも行かず歩き始めた。

すると数百m先で、クラクションが鳴る。

「タクシー探してないか?」

今すぐにでも「YES」と言いたいが、ここまで頑張ったのなら、自分の足で進みたいと思ってしまった。

口から出た言葉は、体とは別の答えである「No」だった。

そこから先の道のりは、当たり前だがキツかった。

限界のところで、ベンチプレスをあと1回がエンドレスで続く感じだ。

なぜかそこからは、「タクシーに乗らないか」と道ゆく人に言われる。

マレコンに行くまでに声をかけてくれればいくらでも乗ったよ。

引く力が段々と無くなる。

「タクシーどう?」の言葉に、笑顔で答えるが顔がひきつる。

あと1kmだ。

長いと思いながら腕を頻繫に変えて、キャリーケースを運ぶ。

近くまで来た。

あと2ブロック先にあるのにも関わらず、足が前に進まない。

「手が震える。」

もう握ることも厳しい。

キャリーケースを身体に押し当てて進んだり、足で押したり、足で持ち上げたりして進み続けた。

大袈裟ではなく最後の力を振り絞り、宿に到着した。

青いイカリマークが見える。

ここがマリッサの家か。

 

日本で一番簡単にビットコインが買える取引所 coincheck bitcoin

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA