Day10(2023/10/09)
前日の話はこちらから。
朝起きてもまだ停電。
扇風機のボタンを押しても返事がない。ただのしかばね…
汗をかいているので、仕方なく携帯のライトでシャワーに入る。
この不便さ。これぞキューバだと思う。
アボカドが本当に美味しい
朝起きるとSさんが料理しており、パンにアボカドと、チーズを挟んだサンドイッチをご馳走してくれた。
アボカドは日本のスーパーで売っているものとは異なり、かなり縦長である。
これがとにかく美味しい。
日本でも美味しいと思って食べてたが、全然味が違う。
このアボカドを食べると、本当に森のバターといわれることが分かる。
日本で売られているものと比べると、クリーミーで、青臭さを感じない。
どの料理でも邪魔をしない素直さを感じた。
やはり有機栽培しているからだろうか。
値段は近くの店で1個40円程度で売られている。
とにかく美味しさが衝撃だったので、キューバに行ったらぜひ食べて欲しい。
Sさんはキューバで食べたものの中で、マンゴーが一番美味しいと言っていた。
Sさんともマンゴーを一緒に食べたが、私が行った時には旬が過ぎており、比べ物にならないと言っていたので残念だ。
次行くときには食べたいものだ。
キューバのジムへ入会
とりあえず、下品なおじさんに絡まれたジムへ行く。
今日も女の子が可愛い。
キューバに来る前からジムがあることは知っていて、入ることは決めていた。
Sさんも入会した。
この後、このジムの入会がキューバ旅行の行方を大きく変えることになるなんて、当時の私たちは知る由もなかった。
1ヶ月いつでも利用していいらしく金額は500ペソとなる。
日本円にして300円ほど。安い。
しかし、現地の人からすると、給料の1/7~1/10ほどの支払いとなる。
負担としては大きい。
驚くことに、このジムに通う人は多かった。
私が滞在中に、60人ほどの入会者を見た。
時間帯が違えばもっと違う人を確認できたのだろう。
男性が7割、女性が3割ほどだった。
男性は特に上半身の鍛え方がえげつない。
上腕二頭筋が爆発していた。
ロッキーを思わせるような昔ながらの古いマシーンがあり、私たちはベンチプレスなどで軽く筋肉を動かして帰宅した。
帰宅後にイタリアンへ
さあ、停電の状況はどうか?
今日も寝苦しい夜にならないことを祈った。
電気がついている!
喜びも束の間夕飯をSさんと食べに行く。
この旅では、Sさんに付いてきてもらうことが多く、キューバ旅行が断然楽しくなったのはSさんの貢献度が高い。
10歳ほど年が離れているのに、嫌な顔せず付いて来てくれている。
まだ若く、留学という目的があるため、無駄にお金を使うことはできない。
そのため、私が連れ回している間は、当然全て私の支払いである。
ガイド費、通訳費としては安いくらいで、キューバ旅行を思い返すたびに感謝している。
マレコンの近くにキューバには珍しい、大きなディスプレイを設置したレストランを見つけた。
中に入ってみたが、どうやらイタリアンだ。
キューバではイタリアンの信頼が厚い。
ハバナのレストランの7割ほどはイタリアンだと思う。
私はキューバサンドを、Sさんはパスタを頼んだ。
加えてコーラ2本を注文して、合計1360ペソだった。
パスタは、これでもかと大量に麺が入ってるくせに安い。
多分、800g以上はあったと思う。
Sさんから乾麺がそこそこの値段すると聞かされ、採算が取れてないという話になった。
パスタは、ケチャップソースとチーズの組み合わせ。
具無しナポリタンだ。
けど、嫌な感じはしないし、美味しいと思う。
残念ながらパスタの量に圧倒されて、ここでの写真を取り忘れてしまった。
ナイトライフの視察
お腹が膨れたがまだ遅くなかったので、キューバのトー横へ向かった。
昔はマレコンに売春婦が多くいたらしいが、一斉に摘発されて、今はサンラファエル通りにいるようだ。
確かにそれらしい女の子がいた。
多分、お持ち帰りしてるであろう白人男性も。
Sさんはまだ知らなくても良い世界だなと思いつつ、そういうお店に行ったことがあるか聞いたが、当然行ったことはないらしい。
そりゃ20代はいっぱい恋愛するから、お世話になる必要はないよなと思った。
めんどくさい工程をすっ飛ばして、プロにハマると拗れるから、遊びは適度にしましょう。
カピトリオのがある通りを進んで行くと、若者が多くいる場所に行き着く。
マルティ通りというらしい。
ここがキューバのトー横だ。
スケボーをやったり、ダンスをしている人も見かける。
お金を出し合って近くのティエンダで、ビール1本を買って飲みまわしする光景もあった。
ここは多い時に、10代が100人ほど集まる場所だ。
それに加えて、23時くらいまで遊ぶ子供たちがいてビックリした。
キューバのナイトライフを垣間見て、満足したので帰宅。
カピトリオがある中心地からマリッサの家まで、約2kmくらいと意外と距離がある。
無事帰宅。今日もいっぱい歩いたな。
あれっ?帰宅すると電気がつかない…またか!