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【2023年キューバ日誌】Day6(イケメン店員に、キューバ事情をインタビュー)

この記事の所要時間: 527

Day6(2023/10/05)

前日の話はこちらから。

【2023年キューバ日誌】Day5(ETECSA職員からもぼったくり)

2024.01.08

昨日気になっていたジムに行き、早速500ペソを払ってトレーニング開始。

男女のペアが話しかけてくれた。

1人は黒人の男性で、アニメが大好きなようで色々なアニメの作品を伝えてくる。

もう1人は、ラテン系の女の子で、大学入試に向けて頑張っているようだ。

この女の子はシャレリーといって、今後も色々なところへ出かけることとなる。

ジムの中は古いが、器具はそこそこ揃っている。

ペンチプレス、レッグレイズ、広背筋鍛えるマシン等々。

上半身を鍛える器具が人気で、男性は胸筋が凄い。

しかし、下半身は上半身と比べると細く見える。

空調は効いていないため暑いが、トレーナーもいて、雰囲気は悪くない。

この何気ないジムの加入が、色々な出会いに繋がる。

面白いものだ。

 

オビスポ通りのイケメン店員

ジムで一汗かいた後、土産売り場のオビスポ通りに向かった。

有名な「Capitolio(旧国会議事堂)」や、18世紀に建造された劇場「Grand Theater of Havana」などを通っていく。

オビスポ通りでは、ハバナシャツを購入した。

3200ペソの値段が付いていた。

今後行くことになるサンホセ民芸品市場とは異なり、値札が商品に貼ってあるため身構えずに購入できる。

1ドル250ペソ換算なら、14ドルあたりだ。

しかし、空港換算だと30ドルを超える。

レートは大切だ。

絵画が欲しくて探していたが、大きいものばかりでなかなか買いにくい。

今後も小さな絵画を探そうと思う。

キューバは暑い…いや、日差しが痛い。

あまりの暑さにカフェに入ろうと言った。

Sさんが近くのカフェを探してくれて、イケメンの兄さんが待ち構えている店に入った。

カフェではなくバーのようだった。

 

オビスポ通りのイケメン店員

イケメンのお兄さんは、エリクロペスという名前だ。

キューバには美男美女が多い。

バーテンの技術を鍛えており、インスタではその技でフォロワーを1万ほどにしている。

良かったらフォローしてあげて欲しい。

店名は「SPORT BAR BILBAO」で、オビスポ通りから1つ隣の通りとなる。

注文内容としては、マンゴージュース×3、レモネード×2、500mlの水、サンドイッチ(Jamon y queso)で3220ペソだ。

現地の価格で考えると、2人分でもお茶にしては高い。

そのため、現地の人は見当たらない。

サンドイッチは950ペソで、地元人気店のピザが1000ペソと考えると割高に思えるが、日本人にとっては安いと感じるだろう。

観光地のど真ん中なので当たり前だと思う。

レモネードが美味しいので、オビスポ通りで一休みしたい方はぜひ利用して欲しい。

メニューを載せておく。

このバーで、色々なことを会話した。

「サルサのような踊りが踊れると、相手と同調することができ、楽しい気持ちが共有できる。」

「今習うならサルサじゃなくて、カスィーノだ。」

などダンスのことや、ここキューバで幸せに生きるための考え方を教えてくれという問いには、幸せじゃない。

「キューバで幸せに暮らせるのは一部で、幸せじゃなくても、楽しく生きていこうとしないとやっていけない」と答えた。

似たような質問をすると、どこでも同じようなことが返ってくる。

次の働き方をするならどっちということも聞いた。

①お金の心配はしなくてもいいけど、寝て、働いて、寝ての繰り返しで、自由な時間はほとんどなく、家族との時間もない、仕事中心の生活

②キューバでの今の生活

質問に戸惑い「考えたこともなかった。」といっていた。

キューバの現状と、他の国の現状を知ることはできても、その国でどう働くかまでは想像してなかったようだ。

多分、今の俺なら①を選ぶと言っていた。

しかし、結婚して家族ができたら②の生活を選ぶと言っていた。

今彼は5つの職場を掛け持ちして働いている。

だが、給料は低い。

インスタでは煌びやかな映像が観れるが、裏では辛い生活を送っている。

これがキューバだ。

 

ハバナで一番美味くて、安くて、量が多い店

喋りすぎたためか、辺りは暗くなり、夕食にはいい時間帯となっていた。

「Los Nardos」という店に入り、「cena cubana」を食べた。

価格は1869ペソだ。

店の前に店員が立っているのだが、この店はハバナで一番美味しくて、安くて、量が多い店だ。

入って損はないと言われた。

確かにその通りだった。

店はカピトリオの近くになる。

店名は観光客だけではなく、地元の人も多い。

何度か足を運んだが、店内はほぼ満席だった。

Cena Cubanaはキューバの夕ご飯という意味で、米と、ジャガイモとキャベツの付け合わせと、豚肉のステーキからなるキューバの伝統料理だ。

現在は残念ながら、現地の人は豚肉、牛肉はなかなか食べられない。

米は赤く炊き上げて少しスパイスが効いている。

小皿はマッシュポテトに、玉ねぎのピクルスと、香ばしく焼いたにんにくを加えている。

味は素晴らしい。

だが、量が多すぎる。

メニューを載せておく。

キューバの気候になれないためか、夏バテ気味となっている。

頼んだものは残さない主義だが、全部食べれなかった。

残ったものは少しSさんに食べてもらった。

キューバの料理はどれも量が多すぎる。

特に地元に人気のところは、味も美味しいが、量も多くないといけないのだろう。

普段食べれてないから。

今日行ったところでも誕生日の歌は流れていた。

やはり、レストランに行くのは特別な日なのだろう。

 

Yuichiro