前日の話はこちらから。
昨日気になっていたジムに行き、早速500ペソを払ってトレーニング開始。
男女のペアが話しかけてくれた。
1人は黒人の男性で、アニメが大好きなようで色々なアニメの作品を伝えてくる。
もう1人は、ラテン系の女の子で、大学入試に向けて頑張っているようだ。
この女の子はシャレリーといって、今後も色々なところへ出かけることとなる。
ジムの中は古いが、器具はそこそこ揃っている。
ペンチプレス、レッグレイズ、広背筋鍛えるマシン等々。
上半身を鍛える器具が人気で、男性は胸筋が凄い。
しかし、下半身は上半身と比べると細く見える。
空調は効いていないため暑いが、トレーナーもいて、雰囲気は悪くない。
この何気ないジムの加入が、色々な出会いに繋がる。
面白いものだ。
ジムで一汗かいた後、土産売り場のオビスポ通りに向かった。
有名な「Capitolio(旧国会議事堂)」や、18世紀に建造された劇場「Grand Theater of Havana」などを通っていく。
オビスポ通りでは、ハバナシャツを購入した。
3200ペソの値段が付いていた。
今後行くことになるサンホセ民芸品市場とは異なり、値札が商品に貼ってあるため身構えずに購入できる。
1ドル250ペソ換算なら、14ドルあたりだ。
しかし、空港換算だと30ドルを超える。
レートは大切だ。
絵画が欲しくて探していたが、大きいものばかりでなかなか買いにくい。
今後も小さな絵画を探そうと思う。
キューバは暑い…いや、日差しが痛い。
あまりの暑さにカフェに入ろうと言った。
Sさんが近くのカフェを探してくれて、イケメンの兄さんが待ち構えている店に入った。
カフェではなくバーのようだった。
イケメンのお兄さんは、エリクロペスという名前だ。
キューバには美男美女が多い。
バーテンの技術を鍛えており、インスタではその技でフォロワーを1万ほどにしている。
良かったらフォローしてあげて欲しい。
店名は「SPORT BAR BILBAO」で、オビスポ通りから1つ隣の通りとなる。
注文内容としては、マンゴージュース×3、レモネード×2、500mlの水、サンドイッチ(Jamon y queso)で3220ペソだ。
現地の価格で考えると、2人分でもお茶にしては高い。
そのため、現地の人は見当たらない。
サンドイッチは950ペソで、地元人気店のピザが1000ペソと考えると割高に思えるが、日本人にとっては安いと感じるだろう。
観光地のど真ん中なので当たり前だと思う。
レモネードが美味しいので、オビスポ通りで一休みしたい方はぜひ利用して欲しい。
メニューを載せておく。
このバーで、色々なことを会話した。
「サルサのような踊りが踊れると、相手と同調することができ、楽しい気持ちが共有できる。」
「今習うならサルサじゃなくて、カスィーノだ。」
などダンスのことや、ここキューバで幸せに生きるための考え方を教えてくれという問いには、幸せじゃない。
「キューバで幸せに暮らせるのは一部で、幸せじゃなくても、楽しく生きていこうとしないとやっていけない」と答えた。
似たような質問をすると、どこでも同じようなことが返ってくる。
次の働き方をするならどっちということも聞いた。
①お金の心配はしなくてもいいけど、寝て、働いて、寝ての繰り返しで、自由な時間はほとんどなく、家族との時間もない、仕事中心の生活
②キューバでの今の生活
質問に戸惑い「考えたこともなかった。」といっていた。
キューバの現状と、他の国の現状を知ることはできても、その国でどう働くかまでは想像してなかったようだ。
多分、今の俺なら①を選ぶと言っていた。
しかし、結婚して家族ができたら②の生活を選ぶと言っていた。
今彼は5つの職場を掛け持ちして働いている。
だが、給料は低い。
インスタでは煌びやかな映像が観れるが、裏では辛い生活を送っている。
これがキューバだ。
喋りすぎたためか、辺りは暗くなり、夕食にはいい時間帯となっていた。
「Los Nardos」という店に入り、「cena cubana」を食べた。
価格は1869ペソだ。
店の前に店員が立っているのだが、この店はハバナで一番美味しくて、安くて、量が多い店だ。
入って損はないと言われた。
確かにその通りだった。
店はカピトリオの近くになる。
店名は観光客だけではなく、地元の人も多い。
何度か足を運んだが、店内はほぼ満席だった。
Cena Cubanaはキューバの夕ご飯という意味で、米と、ジャガイモとキャベツの付け合わせと、豚肉のステーキからなるキューバの伝統料理だ。
現在は残念ながら、現地の人は豚肉、牛肉はなかなか食べられない。
米は赤く炊き上げて少しスパイスが効いている。
小皿はマッシュポテトに、玉ねぎのピクルスと、香ばしく焼いたにんにくを加えている。
味は素晴らしい。
だが、量が多すぎる。
メニューを載せておく。
キューバの気候になれないためか、夏バテ気味となっている。
頼んだものは残さない主義だが、全部食べれなかった。
残ったものは少しSさんに食べてもらった。
キューバの料理はどれも量が多すぎる。
特に地元に人気のところは、味も美味しいが、量も多くないといけないのだろう。
普段食べれてないから。
今日行ったところでも誕生日の歌は流れていた。
やはり、レストランに行くのは特別な日なのだろう。