Day14(2023/10/13)
前日の話はこちらから。
今日は青春の1日だった。
ジムで知り合った女の子シャレリーと、クラブに行った。
私、Sさん、シャレリーで行くことになった。
Sさんとシャレリーが良い感じになることを祈っていたが、何と彼氏がいるらしい。
正確には彼氏みたいな人がいるらしい。
お試し期間のようなものだろう。
キューバでは、彼氏彼女みたいなのは公言しないらしい。
付き合っていると、冷やかしや、邪魔してくる奴らが一定数いるためのようだ。
こんな可愛い子に彼氏がいない方がおかしい。
シャレリーは、キューバにずっといる訳ではなく、大学を卒業したらチリへ行くらしい。
母の兄は既にキューバから出ていて、その助けを受けてゆくゆく国外へ行く予定のようだ。
母の兄…つまり叔父はアルゼンチンに避難しているらしい。
ヨーロッパでは働くのが厳しいから、彼女自身は働きやすく、もう少しマシな南米圏に行くようだ。
彼女は来年大学へ入学するため、まだ高校生だ。
南米の女の子だからなのか、男の子とデートへの抵抗はそんなにないのだろう。
Sさんとのwhat’s upのやり取りは、年頃の女の子らしいものだった。
3人で待ち合わせをして、くだらない話をしながら、クラブへと向かう。
クラブに着くと、クラブは踊れないほど若者で埋め尽くされていた。
写真は外で待っている時の画像。

一応、セキュリティみたいな人間がいる。
中に入ると直ぐカウンターバーが用意されており、先に進むと1000人ほど入る空間がある。
基本的にEDMや、レゲトンと呼ばれるクラブミュージックが流れている。
皆んなで踊り、一服してまた踊るを繰り返した。
皆の分のドリンクを注文して渡したら、とても喜ばれた。
キューバでは、裕福な人は多くない。
クラブの入場料を払えない人も多い。
汗だくになりだから皆んなと同じ時を共有した。
久しぶりのクラブで、最高だった。
中でSさんの知り合いがいたようで、グループの子たちと仲良くなった。
まさかキューバに来てトレーニングジムや、クラブに行くとは思わなかった。
帰りはグループの女の子を送ることになった。
正面の写真を載せたいところだが、全員の許可は取れていないので避けたいと思う。

シャレリーに、16歳のロリボイス少女と、笑顔が素敵な16歳の黒人アシュリー。
アシュリーはこの歳で、タトゥーを3つも入れている。
別れ際に、それぞれの女の子と熱い抱擁をかわす。
30過ぎたおっさんが高校生と抱擁するのは、文化といえどいつも躊躇してしまう。
特にシャレリーとは会う機会が多く、毎度キスと抱擁をするが、遠慮しているからか、あなたのハグはとても冷たいと言われる始末。
自然にできるようになりたいものだ。
移動日の前日だが寝れない
旅行の半分ほどが過ぎるが、毎日飽きない。
キューバは、いつも私を驚かせてくれる何かがある。
日本に帰りたいという気持ちも、1週間を過ぎたあたりから薄まりつつある。
ご飯も1日1食でお腹が空くことは無い。
多分、ご飯の栄養価が高く、気候が暑過ぎるからだろう。
キューバでは無農薬で育てた野菜が多く使われており、野菜の美味しさに驚くことが多い。
キューバになれたのか、夏バテは段々となくなっていき、汗も死ぬほどかかなくなってきた。
それでも汗は結構出るけどね。
明日は乗り合いタクシーでビニャーレスに行く事になっているのだが、その前に停電をしてなかなか寝付けない。
扉を開けると蚊が入って来て、スプレーを振りかけてもすき間を縫うようにヤラれる。
40度ほどの熱帯夜を無風でしのがないといけない。
だが、停電にも不便にも慣れてきた。
思うようにはいかない。
ほんとキューバだな。