【2023年キューバ日誌】Day9(景色最高、お酒最高、だけどぼったくり)

この記事の所要時間: 711

Day9(2023/10/08)

前日の話はこちらから。

【2023年キューバ日誌】Day8(一日ダウン)

2024.08.20

Sさんに聞いたところ、今まで水などを買ってきた個人商店はティエンダというらしい。

本日の感想を1言でまとめると、今日も全くキューバだった。

今日は、先日行ったイタリアンレストランMimosaに行こうとした。

しかし、昼なのに長蛇の列。

多分、2時間近くは待つかもしれない。

他を散策しようとした時に、近くにアジアン料理があるので、そこにしようということで入った。

既に何人か待っていたが、比較的空いているのでこの店に決定。

炒飯が目に入り、キューバでの中華に期待して注文した。

ロブスター入りのシーフード炒飯だ。

 

シーフードの炒飯はあまり食べたことないが、米がベタベタし過ぎることもなく、普通に美味しい炒飯だった。

私は結構食べる方で、小さい頃から米粒1つでも残すなと教育されてきた。

しかし、夏バテの影響か、キューバのレストランのご飯の多さか残すことが多かった。

申し訳ないがSさんに食べてもらった。

口直しにピニャコラーダを頼んだが、キューバでは例外なく甘かった。

日本でよくあるヨーグルト味ではなく、カルーアミルクに近い。

飲み物を合わせて2人で3000ペソほどで、約1800円だった。

メニューは以下となる。

 

タクシーは当たり前にぼったくる

今日の目的は、お土産の物色だ。

お土産が多く集まるサンホセ民藝市場に行くためのタクシーを探した。

タクシーといっても自転車タイプである。

優しいSさんは、お土産探しへ一緒について来てくれた。

タクシー運転手である1人目のおっちゃんに聞いたところ、10ドルといってきた。

さすがに相場知っている。

ボラれてるということで、ガン無視して次へ。

2人目に聞いたところ、最初は800と言われたが600ペソで交渉した。

それであれば問題ないので、座席に乗り込んだ。

サンホセ民藝市場への道中、壁に描かれたアートを見ることができた。

キューバでは、音楽と、アートが至る所に存在する。

目的地に着いたが、おっさんは帰らずついてくる。

Sさんが怪しむ。

多分これ、店の適当なところ案内して商品購入したら、紹介料取ってくるパターンですよと。

なるほどその手の奴か。

すぐにご退場願おうと、タクシーの料金を払おうとした時にゴネ出した。

600ペソは1人につきで、2人じゃないと。

そんなことは聞いていない。

しかし、お前らが聞いてこなかったと言い始める。

じゃあ、警察を呼んで判断するかという論争になり、ヒートアップしたため、間を取って900ペソと私が言った。

まだゴネてきて1000ペソと喰い下がる。

Sさんの顔が嫌々してることに気付いたので、1000ペソ渡して帰ってもらった。

多くの商売人は、アジア人(観光客)だと平気でこういう事をしてくる。

Sさんがショックを受けてしまった。

キューバの嫌なところをまた見せちゃったね。

ごめんね。

 

サンホセ民芸市場は狩場

サンホセ民藝市場は、確かにモノの集まりは良かったが、絶対について行ってはいけない人間を煮詰めたようなところだった。

ほとんどの人の目がギラついてて怖かった。

コイーバ、チェンジマネー、アミーゴ、チーノ行く全ての人に同じ事を言われる。

中はこのような感じ。

工場のような建物の中に、それぞれ各店舗をブースのように仕切り、お土産を売っていた。

声をかけてこない店でお土産を物色して、絵画が2枚で5ドル程度だったので購入した。

立地は海に面しており、夜になると周辺でカップルがイチャコラするようだ。

Sさんもこの後お世話になる場所…

 

どこでもぼったくる

キューバに行くと分かるが、アジア人はキューバでは目立つ。

そのため、10mも移動しないのに声がかかる。

コイーバ、チェンジマネー、タクシー、アミーゴ、チーノこの言葉は、滞在中に誇張でもなく1000回は聞いた。

疲れたため近くのプラザ広場に移動して、休憩することにした。

プラザ広場はとても綺麗な景観であり、警察なども常にいるので安心して観光ができる。

広場では子供たちが遊んでいることが多く、スペイン時代の建築物が綺麗に保存されている場所だ。

近くの道も綺麗に整備されているところが多いが、商売に関わらない建物だと保存状態が良くない。

広場のカフェでモヒート、ダイキリを注文したが、それぞれ130ペソと格安だった。

しかし、注文時に氷がないと言われる。

じゃあ、ビールでいいよと返す。

がなぜか、氷入りでモヒートと、ダイキリがすぐ到着する。

2人してハテナが浮かぶ、近くの店から氷を調達したと言われた。

会計時に、氷を調達したから300ペソずつ出せと、やっちゃいけないことをやって来た。

価格に書いてあるモノからの値上げだ。

キューバに約1ヶ月ほど滞在したが、この対応をされたのはここの店のみだったので、珍しいケースといえる。

価格に書いてあるし、もし価格を変更するならそれを伝えるべきだ。と言った。

向こうがゴネて、Sさんのスペイン語を馬鹿にしてくる。

良い雰囲気なのに台無しだ。

300ペソを置き。

それ以上は払わないと一点張りしたら、折れて金を受け取った。

気分が悪くなり、その店から即出て行った。

表示されている価格以上の要求を観光客という理由でやったら、それはもう犯罪だ。許されない。

Sさんいわく、氷は絶対にあってふっかけるために言ったのだそう。

確かに、直ぐに提供されたからそうかもしれない。

我々観光客は、キューバ国民に対して敬意を持つべきだし、観光客によって物価が高くなっているため、観光地にお金を落とすのは当たり前だと考えている。

しかし、このような態度を受け入れて、日本人及びアジア人が被害に合うことを増長させてはならないと考えている。

はっきり観光客価格だと高めの値段にして、正々堂々勝負をして欲しい。

 

アルマス広場

嫌な気持ちを払拭しようと、近くにあるアルマス広場を見に行った。

ガイドさんがいるようだったので、公園に関してお話を聞いた。

この木が宗教の起源となったため、神木とされているようだ。

アルマス広場の近くの寺院の女神の柱を3回半時計に回ると、願いが叶うらしい。

一回転しては、自分の大切なものを捧げる。

それを3度繰り返すようだ。

アルマス広場は、とても静かで話しかけて来る人もいなかったため、リラックスできた。

 

信頼できるタクシーアプリ

帰りはタクシーアプリを使って帰宅。

現地の価格が出てくるらしい。

アルマス公園からマリッサの家の近くのマレコンまで1000ペソ程度だった。

黄色いタクシー使ってこの値段だからな。

やっぱり、来た時のタクシーはボラれたぜ。

ぼったくりだった事実を受けて、Sさんはガチで萎えていた。

舐められていることに腹が立つが、彼らも生きるのに必死なので仕方ないと思うことにしている。

家族がいて、明日食べるものに困っているなら、同じことをしたかもしれない。

親切にされたらチップを渡しているが、キューバで声かけてくる奴はだいたい詐欺師だ。

本当に親切にしてくれる人もいれば、強引に金を取っていく奴がいる。

9割が詐欺師で、1割以下が親切な方だ。

大半は身構えてしまい、親切にされても心からありがとう言えないのが辛い。

いくら金があっても無法者には、金を渡したくない。

タクシーから降りて、帰宅前にマレコンの景色を楽しんだ。

今日が1日終わる。

自室でゆっくりしようと思ったが、帰宅後早々に停電する。

21時くらいから、次の朝まで扇風機もないのは辛い。

ああ、キューバだね。

 

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