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【2023年キューバ日誌】Day15(ビニャーレスにて、初乗馬で最高のモヒートを飲み行く)

この記事の所要時間: 546

Day15(2023/10/14)

前日の話はこちらから。

【2023年キューバ日誌】Day14(キューバのクラブで女の子に囲まれる)

2025.06.07

5時ぐらいに電気が復旧して、少しだけ寝れた。

さあ、旅の残りも何だかんだ言って半分だ。

今日からビニャーレスへ遊びに行く事とする。

乗り合いのタクシーで向かうが、金額は片道20ドルだ。

距離は180kmだ。

距離を考えるとかなり安いだろう。

 

ビニャーレスまでの道のり

タクシーの到着までしばらく待つ。

リビングで一息するが、そんな時間も楽しい。

ハバナ近郊で女の人が3人追加で乗って来た。

高速みたいな道に食べ物を売る人がいた。

特に卵を売っている人が多い。

キューバの道路では、車だけではなく馬も走る。

クラクションなどにも驚かず、馬はとても賢く偉い。

途中、ドライブスルーによった。

ヤシの葉で葺いた原始的な建物だ。

中はかなり綺麗で、観光客向けにできていた。

10分程度で休憩を終えて、ビニャーレスへ向かう。

ビニャーレスに近づくたびに、いろいろな生物を目にする。

コンドルや、ワシっぽい鳥を見かけた。

何もない一面の田園風景と、青い空を見て、キューバに来たんだなと改めて思った。

アメ車が目に見えるくらいの汚い排気ガスを出して、その脇を馬が通っている。

トラックの荷台には人が乗って、陸橋の至る所で多くの人がタクシー待ちをしている。

周りを見ていて飽きない。

3時間程度の旅もすぐに終わりを告げた。

さあ、目的の宿に到着だ。

マリッサの紹介で、リラの家に泊まるが、リラはマリッサと違って全く英語ができない。

そして機械音痴のため、翻訳アプリが使えずに全く会話にならない。

こちらがGoogle翻訳しても、スペイン語でそのまま伝えてくるため、キャッチボールはできない。

リラもおしゃべりなため何かを伝えようとするが9割分からずに困惑し、最後には決まってノープログラムという。

スペイン語を話せたらもっと楽しいんだろうと思う。

しかし、スペイン語を喋れるまで待ってたら、いつまでもこんな素敵な体験はできなかったので、最善ではなくても次善だと思う。

部屋に案内される。

部屋の中はとても綺麗で、空調、水回りも完璧だ。

 

初日にしてビニャーレスの目的を達成

15時を過ぎてるためアクティビティは無理だろうと思ったが、リラがやたら乗馬を勧めてくる。

私の最終目標は、馬でしかいけない高原にある小屋で、蜂蜜入りのモヒートを飲む事だ。

せっかくの厚意だし、無碍にはできないと思って、ガイドに付いて行ったら、早々にビニャーレスでの目的が達成された。

まず、ガイドのバイクに乗り、馬小屋まで連れていってもらう。

テンガロンハットのイケメンキューバ人が出迎えてくれた。

私が乗る馬を紹介しよう。

相棒のモヒートだ。

とても大人しく賢い。

初めて乗馬する私でも、ちゃんと言うことを聞いてくれる。

途中でタバコと、コーヒー、ハチミツをつくっているファームに寄って、製造の工程を見せて貰った。

バナナとコーヒーを一緒に栽培することは、コーヒー豆にとっていい環境らしい。

バナナの木が日陰を作り、それがコーヒー豆に良い影響を与える。

バナナは一本の幹に一房しかできないようだ。

アラビカ種のコーヒー豆は、どうも普通のコーヒー豆とは異なり、断面の線がギザギザらしい。

香りが違うなど説明をされた。

このファームの方の英語の発音がとても聞き取りやすく、説明も上手いため翻訳機の出番はなかった。

コーヒーの説明の後は、葉巻を初めて吸った。

チェゲバラは、吸い口にハチミツを塗って吸っていたらしい。

ゲバラスタイルで、葉巻をいただく。

良い葉巻はやはり、灰が長く残るらしい。

粗悪なものほど灰が途切れると。

キューバの葉巻は世界一と言われている。

私は吸ったことがないので違いを述べられないが、コーヒーのような深い香りが口に広がる。

学生の時に吸ったタバコと後味は大きく違う。

帰ったらSさんと、ジムの女の子とコイーバを吸おう。

実演をしたら販売だ。

コーヒー豆250g10ドルのようだ。

葉巻についてはよくわからないため、コーヒー豆を1つ購入した。

チップを添えて。

※旅を終えてしばらく経つが、一番美味しいと感じた葉巻はここの葉巻だったため、購入しなかったことを後悔している

さあ、そこから1時間ほど馬で移動して、目当てであるモヒートが飲める小屋に到着した。

この記事のTOPがその店の写真となる。

雄大な景色を見て待つ。

提供されたハチミツ入りのモヒートは、口いっぱいに優しい甘さと、清涼感が広がる。

ここまで来るのに暑ければ暑いほど美味しい。

1杯はガイドさんに、私は2杯を飲み干す。

帰りは酔っ払いながら、馬の手綱を握る。

もう日が暮れてきた。

ツアーが終了した時には、辺りは少し暗くなっていた。

宿に着いた後、30分ほどでご飯を提供すると伝えられた。

軽くシャワーを浴びたら、リラが呼びに来た。

さあ、晩御飯だ。

料理はフリホーレスと、魚がメインだ。

魚はホッケみたいな味がした。

よく居酒屋などで出てくる感じの味だ。

やっぱりキューバ料理は、どこでも量が多い。

次のご飯は、半分の量でお願いをした。

お腹いっぱいになり、部屋に戻る。

リラの宿ではマリッサの家とは異なり、冷房ガンガンにできるため快適だ。

個室に水回りが1つあるため、風呂もトイレも好きな時に入れる。

日本では当たり前に使えるが、キューバでは違う。

停電や、断水となることも多々ある。

ずっとここで快適に過ごしたいと思うが、ハバナの刺激的な日常も捨てがたい。

リラも2日じゃ短い、4日泊まっていけと言われた。

泊まりたいけど友達を待たせてるから、2日で許してくれと伝えたら、残念そうに分かったわと納得してくれた。

クーラーが効いて、今日はよく寝れそうだ。

リラの宿はwi-fiが微妙に使えるので、久々に家族に連絡ができた。

死んでると思われたので、大変助かった。

ほんとキューバに来てから日記書く以外は、写真撮るのと、Kindleくらいしか使ってないな。

本来そんなにスマホ使わなくていい事を再認識した。

Yuichiro