キューバでインターネットや、Wi-Fiを利用しようとすると困ることが多い。
中南米の中でもキューバは特別で、いざインターネットを利用しようとすると、選択肢が少ない。
何かあった際に利用できるように、知識はあった方が良いため、旅先で困る前にぜひ確認して欲しい。
キューバではインターネットを含むインフラ設備は、あまり良くない。
また、ホテルや、レストランで無料のWiFiがどこでも利用できるわけではない。
2023年12月現在についての情報となるが、キューバでは「ETECSA」という通信業者が、インターネットの事業を独占している。
年々サービスは良くなっているが、まだまだ利用しにくく、他国と比べると通信速度も遅い。
場所によってはかなりストレスを感じることもある。
基本的に屋内ではインターネットが利用しにくいため、屋外で使用することがほとんどである。
ホテルでWi-Fiが完備してあるところなら、日本と遜色なく利用することができるが、グレードが低いと利用にストレスを感じる。
地球の歩き方などでは、Wi-Fiカードについての記載はあるが、時代はSIMカードとなっており、観光客でもSIMカードを手に入れることができる。
通常はSIMカードの購入に1000ペソと、パスポートが必要となる。
その他はチャージとして500ペソあれば十分と思われる。
もし、チャージ分の通信を使い切った場合は、街中にチャージする店があるので、SIMカードの電話番号を伝えてチャージしよう。
小さい看板にETECSAの文字があるため気付きやすいと思う。
SIMカードに入手するには、写真のような小さな店ではなく、テナントビルのような大きめの店に行かないと手に入らない。
地図にある場所は、比較的大きめのETECSAとなるので、近くに宿泊する場合は寄ってみて欲しい。
「ETECSAのホームページ」では、SIMカード自体が750ペソで、初期残高が250ペソと書いてある。
Wi-Fiカードも販売しているところもあるが、SIMカードの普及により数を減らしている。
購入する場所に困る場合は、キューバにいる間はスマホ自体を使わないか、ホテルやレストランなどのWi-Fiを利用しよう。
安定してWi-Fiが使える場所としては、「Hotel Nacional De Cuba」となる。
ホテルの入り口から真っ直ぐ進み、中庭の方へ進むとバーやレストランがあるため、Wi-Fiが使用できるか確認して、メニューを注文しよう。
QRコードでメニューを確認できるのだが、Wi-Fiに接続していないと見れないので、接続するまでは口頭でメニューを見せてもらおう。
結論からいうと2023年12月現在、キューバで使用するためのポケットWi-Fiは、日本で用意ができない。
現在、申込を停止しているが、GLOBAL WiFiでは過去利用できた。
世界情勢の変化により、今後使用できるかもしれない。
eSIMを知っているだろうか。
調べたところキューバでeSIMを利用することは可能のようだ。
eSIMを知っている人は多いため、簡単に説明するが、普通のSIMとは異なり差し替えの必要がなく、スマホに内蔵されているSIMを利用して、サービスを申し込んだその日から利用可能となっている。
しかし、eSIMに対応しているスマホは少ないため、古いスマホを利用していると使用できない可能性がある。
eSIMが利用できるかは機器によって異なるため、確認をして欲しい。
airaloというアプリを使用することで、eSIMの利用ができる。
airaloでeSIMを利用する流れは、以下となる。
ETECSAでSIMを手に入れるよりも利用料金は高いが、ぼったくりの心配がない点と、日本から利用できる点でメリットが大きい。
今後キューバ旅行を計画している人は、参考にして欲しい。