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キューバでは、両替や、物資の購入によって損をすることが多い。
それは単に両替のレートや、どこで買えばいいか知らないことで起きる。
しかし、キューバの情報は日本であまり発信されていないため、情報を持っていなかったり、古い情報により、後々気づくことが多い。
この記事では、両替のレートを参考にするサイトや、誰と両替すればいいか、どこで物を買えばいいか記載したいと思う。
両替は、キューバでトラブルになる原因の1つだ。
知らないと間違いなく、詐欺に合う。
現に私は半年ぐらい前の闇レートの情報(1USD=170ペソ)を参考に、両替を実施したが案の定損をした。
キューバの現地レートは、「elTOQUE.com」というサイトでわかる。
執筆している「2023年12月上旬」現在では、「1USD=265ペソ、1EUR=273ペソ」となっている。
1ヶ月も経たないうちに、15ペソもドルの価値が上がったことに驚きを隠せない。
旅行に行く直前や、キューバでインターネットに接続できるなら、確認してから交換をしよう。
多分、これが公式レートだと思われる。
私が空港で少額交換したレートとほぼ同じだ。
「Cadeca」というサイトとなる。
気になる人は確認してみて欲しい。
街中での交換は、オススメしない。
「Chino, Change money」と声をかけられるが、必要に迫られている時以外は交換してはいけない。
もし交換するにしても、「少額」をオススメする。
街中で交換すると、紙幣の数を誤魔化したり、現金を盗んだりなどがあるため、信頼がおける交換業者にお願いする必要がある。
信頼できる交換業者は、「カサのオーナーの知り合い」だったり、「日本人留学生」や、「日本人観光客」に教えてもらう必要がある。
私の場合は、カサの客間に交換業者を呼んで両替をしていた。
交換する時は枚数を数え終わって、金額に間違いがないことを確認してから、お金を渡すようにしよう。
信頼できる相手なら滅多に起きないが、お札の種類が違うことがあるため、枚数だけではなく絵柄も確認しよう。
慎重な方であれば、ランダムに透かしを確認してみよう。
先ほどの「elTOQUE」というサイトでは、仮想通貨のレートもあるため、交換することはできると思う。
キューバでの送金をBitcoinでしたなどの情報も目にしたことがあるため、数は多くなくても交換する人は一定数いるはずだ。
仮想通貨で交換する際も街中ではなく、信頼できる相手と交換する必要がある。
スマホを奪われたり、送金するだけさせて逃げるなどもあるため、家の中で取引するのが安全だろう。
仮想通貨に関しては、次回キューバに行った際に確認したいと思う。
キューバでは観光客向けの店と、キューバ人向けの店で値段がかなり異なる。
ぼったくりをしているわけではないのだが、レストランや、ホテルのサービスが受けられないなら、キューバ人向けの店を利用しよう。
物を買う時には、「ティエンダ(tienda)」という個人店を利用する。
道に面して格子状になっている家がそうだ。
外から値段が確認できて、その商品がいくつ欲しいのか従業員に伝えて、お金を渡せばいい。
店によって取り扱っている商品は異なる。
現地のキューバ人も利用するため、日本人からすると安く物資が手に入る。
物価については、過去に以下の記事を作成しているので参考にして欲しい。
キューバ人も使用するため、スペイン語しか通じないが、キューバで生きていくためには必要な交流となる。
私が滞在したカサでは、水などの物資を売ってくれることはないので、自分で買う必要があり、当然ティエンダを利用していた。
まず水の確保が大切になると思うので、宿泊先の近くで格安のティエンダを見つけることから始めよう。
以下の言葉は、私が最初に覚えた言葉だ。
是非覚えて欲しい。
訳)大きな水を3本ください。
3 botellas de agua grande, por favor.
(トレス ボテジャス デ アグア グランデ ポル ファボール)
ティエンダで購入した商品について簡単に書いていきたい。
・水
・パン
・ピザ
・お菓子
・エナジードリンク
・トイレットペーパー
・コーヒー
・お酒
水や、パンなどの食料は当然として、トイレットペーパーはカサで生活しているなら必須となる。
キューバでは紙が貴重なため、現地の人にもお高めの値段設定となっている。
2023年10月当時の価格で、「1ロール120ペソ(CUP)」だった。
ちゃんとしたホテルなら、トイレットペーパーの供給はあるはずだが、水とトイレットペーパーが売っているティエンダを見つけておけば、もしもの時も困らないはずだ。
あとはタバコや、コーヒーなどの嗜好品が売っている。
色々なものがあるので、ティエンダを見つけたら中を覗いてみよう。
慣れると色々なものが安く買えて、お土産屋さんだったり、観光客向けの店での購入はできなくなる。
ティエンダ以外にもキューバ人向けの店は多くある。
週末には市場などが開催されるところもあったり、電子機器の部品や、配管などが売っているホームセンターみたいなところも存在する。
時間があった際には、寄ってみて欲しい。
Neptuno(ネプチューノ)通りというところは、比較的大きな通りで、色々な商品が売られている。
服や、電子機器、工具や、部品など様々あるので、長期滞在して困るものがあれば探しに行ってみよう。
注意点としては、そこまで遅くまで店はやっておらず、午前11時~午後5時ぐらいを目安として欲しい。
気分によっては空いてなかったり、早めに閉める時がある。
上記のマップのガリアノと書いてある通りは、土日はキューバ人向けの市で賑わう。
ここも大通りのため、普段から人通りは多い。
週末の土、日は多くの店が出店されて、歩行者天国となる。
多くの商品が相場よりも安く売られている。
物によっては安い店の2/3程度の値がつけられる。
土曜日に商品が売り切れとなると、日曜日には店がないので、多くの商品を確認したいなら土曜日に行ってみよう。
キューバにも日本でいうスーパーのようなものもがあり、家電から食品などあらゆるものが揃っているが、USDや、MLCというキューバの暗号通貨のようなもので支払いをしないといけないため、ティエンダが一般的となる。
キューバの市場ではなかなか手に入らないものが、このスーパーには多くある。
青果、精肉、洋服屋、飲食店などあり、キューバ人の憧れる品々が並べられている。
万引き対策として、スーパーに入るためにはバッグなどを預けないといけない。
貴重品はしっかりと持ったうえで、荷物を預けよう。
お金さえあればキューバで楽しく暮らせると、キューバ在住の日本の方が言っていたがその通りだと思う。