Ethereumに脆弱性?DAOの再来か

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Ethereum Classicと同様の分裂問題が、再度起こる可能性がある。

Ethereum(イーサリアム)はBitcoin(ビットコイン)に次ぎ、暗号通貨のシェア第二位に位置する有力なコインだ。

10月にメトロポリスの第一弾であるByzantium(ビザンチウム)が実行されたのが記憶に新しい。

ゼロ知識証明を利用することによる匿名性の向上や、マイニングの報酬を半減させるなど、HF(ハードフォーク)で注目を浴びこれからという矢先、Ethereumに問題が浮上した。

 

2017年7月20日に、※Parity(クライアント)の※マルチシグウォレットにあるバグにより、約30億円以上のETHが盗まれるという問題があった。

その後、2017年11月7日に脆弱性が見つかり、盗難防止のため、約300億円以上の資金を凍結をした。

今回はこの脆弱性による資金凍結が、大きな問題となっている。

資金の凍結は、最初の問題が発覚した7月20日以降に、デプロイされたParityのマルチシグウォレット全てが対象となる。

イーサリアムだけではなく、ERC20系のトークン(OmiseGoなどが代表的)なども含まれる。
この問題にあたり、※WHG(White Hat Group)が解決策を模索しているが、現時点では解決方法は無く、HF(ハードフォーク)の必要性があると示している。

この問題に対して、EIP-156実装の提案が上がっている。

※Parityはイーサリアムのクライアント(ウォレット)である。

※マルチシグウォレットは、複数の承認が必要となるセキュリティが高いウォレットである。

※WHGは、セキュリティの穴などを見つけ改善し、盗難にあった際には、奪還するなど、ハッカーと相対する存在である。

 

EIP-156はいわゆる救済措置だ。

EIP-156の実装により、凍結されたEthereum並びに、ERC20トークンの資産がホルダーに戻ってくる。

Vitalik氏が考案したEIP-156の実装は、大きなメリットがある。

しかしながら、The DAOの問題でEthereum Classicができたように、この救済措置に批判的な声があるのも事実だ。

この問題を解決するために、無理にハードフォークをすれば分裂する可能性がある。

そのため、分裂しないようにイーサリアム財団は、慎重な選択を迫られている。

 

前回の件の相違点は、資金の状態にある。

盗まれたのではなく、今回は資金の凍結であるため勝手が違う。

またThe DAOのようなプロジェクトに肩入れする訳でもないので、印象も違ってくる。

現に市場ではネガティブなニュースであるのに、Bitcoin建で価格は上昇している。

投機家たちは、今後も動きを注視しなければならない。

 

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